不動産売却を成功に導く基礎知識
不動産売却を成功させるためには、売主様ご自身が基礎的な知識を身につけ、正しい考え方で進めていくことが大切です。
不動産会社の選び方や査定評価のポイント、売却完了の流れまで。創業40年以上の実績を持つ
佐賀の不動産会社ミヤタタッケンが、不動産売却のポイントをご紹介します。
不動産会社選びのチェックポイント
CHECK1 信頼できる担当者かどうか?
不動産会社の担当者は、不動産売却に欠かせないキーパーソンです。だからこそ、きちんとした知識を持った有資格者(宅地建物取引主任者・一級二級建設士・不動産コンサルティングマスターなど)や、豊富な経験・実績があると安心。また、親身に話を聞いてくれるかも重要です。
CHECK2 売却を得意分野にしているかどうか?
一口に不動産業と言っても、賃貸や物件管理など、業務は多岐にわたります。そして、それぞれに求められる専門知識も異なるものです。不動産売却を依頼するのであれば、売却を専門にしていたり、多くの実績を持っていたりする会社を選びましょう。
CHECK 3 査定額に根拠があるかどうか?
物件の査定額は、ある意味査定するスタッフの言い値で決まります。しかし、優良な不動産会社の場合は、各項目に根拠のある説明を加えてくれます。いたずらに高値を提示して契約を急ぐようなことはしません。
CHECK4 売却のストーリーを持っているか?
不動産売却の成功は、言わば担当者の腕次第。実力を知るためには、物件売却のストーリーについて聞くのがおすすめです。はじめにいくらで売り出し、どのような販売活動を経て、万が一売れなかったときはどのような策を講じるのか、など。何社かを周り、納得のいくストーリーを提示してくれる不動産会社を探してみましょう。
CHECK5 「囲い込み」をしていないかどうか?
物件を囲い込み、両手仲介を狙う不動産会社にはご注意ください。囲い込みをされると、他社から高値で購入依頼があってもそれを断り、自社のみで買主様を探されてしまいます。成約までに時間がかかりますし、何よりも売主様の利益を第一に考えた行動とは言えません。
POINT不動産の査定評価がアップするポイント
- POINT1
- 建物のコンディションと状況
- 築年数を経れば建物の資産価値は下がります。築10~20年で半分~3分の1にまで落ち込むのが一般的です。なお、築20年を超えると住宅ローン減税が受けられなくなるなど、事情が変わることで人気が下がります。少しでも高額な売却をとお考えの場合は、売却を決意してから早めに行動を取るのがおすすめです。
- POINT2
- 交通アクセスや商業施設
などの周辺環境 - コンディションと同等かそれ以上に大切なのが不動産の立地です。周辺に商業施設がある、病院や学校、市役所など生活に必要な施設にアクセスしやすいなど。こうした条件は、後から変更はできない分、大きなポイントとして考慮されます。また、交通アクセスについても重要です。最寄り駅までの距離はもちろん、駅に特急や快速が止まるか?複数の路線が乗り入れているか?また、複数の駅が利用できる立地にあるかなども大切です。
- POINT3
- 駐車場の有無と収容台数
- ファミリー層が暮らす地域では、駐車場の有無が非常に大きなポイントとなります。駅から距離があればなおさらでしょう。また、それぞれの車を持っているような家庭が多い地域の場合は、敷地内へ何台の車が停められるかも査定に関わってきます。
- POINT4
- 次に活用しやすい土地の
形・状態 - 一般的に、正方形など形が整っていたり、敷地面積が広かったりする土地は良い評価を受けやすくなります。一方、いびつで間口が狭いといった土地は低評価になりやすいものです。そのほか、南東向きの角地で2つの道路に接しているような土地も人気です。土地は売却後に住まいだけでなく、さまざまな活用がなされます。それを踏まえると、広くて使いやすい土地が選ばれるのは当然と言えるでしょう。
- POINT5
- 住みたくなる間取り・内装
- 家は人が住む場所ですから、生活のしやすさは最重要です。ここで関わるのが「間取り」。とくに、生活動線が整っているか否かは大きなポイントでしょう。なお、「住みたくなる」という意味では、内装がきれいに整っているかも注視される点です。
- POINT6
- 眺望・日差し・風通し
などの環境 - 室内環境は「住みごこち」に大きく関わります。日差しがたくさん入ってきて、風通しも良い家であれば、自ずとプラス評価を受けられるでしょう。また、周りの景色とも関わりますが、眺望の良さも人の心を惹きつけるポイントです。住みやすく、満足した暮らしを送れるような物件であれば、すぐに買い手もつくでしょう。
FLOWご相談から不動産売却完了までの流れ
- step1
- 査定依頼
- step2
- 相場調査
- step3
- 不動産会社
選定
- step4
- 不動産
売り出し開始
- step5
- 交渉・契約・
引き渡し
不動産売却は売り出しから売却まで半年が目安とされています。もちろん、物件によってはこれより早く買い手がついたり、1年以上経っても売却完了にならなかったりという差は生まれます。しかし、「今日、今すぐ売りたい」というのは難しいもの。そのため、希望する売却完了期間を踏まえ、行動開始のタイミングを逆算しておくのが大切です。
PICK UP!ピックアップ
高額査定でも
売れなくては意味がない?
複数の会社に査定を依頼した場合、一番の高値をつけてくれる会社に依頼をしたくなるものです。しかし、必ずしもその価格で売却ができるとは限りません。
値段のせいでなかなか買主様が現れなければ、物件としての鮮度を失ってしまいます。運良く買い手がついたとしても、後から相場より高い物件だと分かれば余計な禍根を残すケースも……
もちろん、査定結果に根拠があり、すんなり売却ができれば問題はありません。しかし、相場からかけ離れた高額査定で、そんなことは稀なケースです。契約を急ぐあまり高額査定を出している業者もいるため、注意が必要です。
なお、税金対策の観点からも、高額査定は売却額の割に実入りが少ないということもあります。当社ではこうした事情を踏まえ、お客様それぞれの立場に寄り添い、トータルで一番お得な売却プランをご提示することを信条としています。